ぴょんぴょん堂

ぴょんぴょん堂
木板手摺り和紙で作る京懐紙

ぴょんぴょん堂とは

創業90余年、京の地で、関西、中国、四国地方の和紙を使用し、木版手摺りという昔ながらの手法で各種御祝儀袋や御懐紙などを製造販売いたしております。
京懐紙・柄入り御茶懐紙等は、和菓子の敷き紙や和風料理の御膳等に利用され、多数の人気を得ております。
また御祝儀袋・ポチ袋等は、当店のオリジナルのデザインで他に類の無いものを揃えております。
伝統の技と心で皆様の生活に、日本独自の良さ、あたたかさを味わっていただきたいと日々努力をしております。

ぴょんぴょん堂の歴史

大正9年、「京都市東山区四条通大和大路下ル」に、初代・岡本伊兵衛により岡本ピョンピョン堂を設立。
木版印刷物を主体にした紙製品の製造販売を行い、初代・岡本伊兵衛考案によるピョンピョンゲーム(今日のダイヤモンドゲーム)は全国的に流行し、室内の遊び道具として一世を風靡した事は今でも語り継がれています。
また、京都五花街の舞妓・芸妓が使用する”紋紙”や”納札”も考案され、現在でも注文が後を絶ちません。
現在でも好評の友禅画家・松村翠鳳作の十二支御祝儀袋セット・お伽噺御祝儀袋セットなどの装飾ポチ袋セットも当時からの製品です。
戦後(昭和20年以降)大阪、京都の百貨店が復興しましたが、商品不足の折に商品を納め各百貨店(当時の丸物、大丸、高島屋)に感謝されました。
昭和26年、初代岡本伊兵衛死去。二代目岡本伊三郎が継続するが、本人病弱のため、昭和42年三代目岡本長三郎に継続し、店舗も京都市左京区下鴨西半木町 37番地に移設しました。
このときに京都物産出品協会、京都物産懇話会に入会。百貨店催事”京都展”に出品し、実演販売で好評を得ました。
昭和61年三代目岡本長三郎死去により四代目岡本正治に継続。
昭和61年より東京営業所を設立。
(東京都葛飾区東金町5-19-15 ニコーホームハイツB館101)
昭和62年より、日本橋髙島屋、横浜髙島屋グループ、関東髙島屋グループ等、家庭用品売場にて単独催事を定期的に催し現在も継続しております。
平成7年より、札幌東急百貨店をはじめ年間10ヶ所の百貨店で「全国職人の技展」を展開し、好評を得ております。
平成16年四代目岡本正治死去により五代目岡本帝光に継続しました。